個人で活動する相手に頼む前に女風のセラピストと店の関係を見る
SNSを眺めていると、女風のセラピストが個人の名前で発信しているのを見かけます。
プロフィールに料金が書いてあり、そこから直接申し込めるようになっている。「店を通すより安く済むのかな」と思う。
頼んでみてもいいのだろうか。頭から否定する話ではないので、そこは先に書いておきます。ただ、店に所属している場合と比べると、自分で確かめる項目が増えます。何が違うのかを、店を運営している側から書きます。女風(女性用風俗)というサービス自体の説明は女風とはどんな仕組みかを書いたページにあります。
店に所属しているかどうかで、何が変わるのか
いちばん大きいのは、間に入る相手がいるかどうかです。
店に所属していれば、やりとりの窓口が担当者とは別にあります。当日に連絡がつかない、聞いていた額と違う、取り決めていないことが始まりそうになった。こうしたとき、店へ言えば店が動きます。
個人で活動している場合、その相手ひとりで完結します。何かあったとき、相談する先が本人しかありません。相手が誠実かどうかとは別に、構造としてそうなります。
金額の決まり方も違います
店の料金は、あらかじめ表になっています。コースの長さで決まり、そこに指名料と交通費が乗る。案内を見れば、当日払う額を申し込む前に自分で確かめることができます。
個人の場合、金額は本人が決めています。表になっていることもあれば、やりとりの中で決まることもあります。あとから追加が出るかどうかも、その相手次第です。
店に所属している人が、個人でも受けている場合
ここは混ざりやすいので、分けて書きます。
店に在籍している人が、店を通さずに直接会おうと持ちかけてくる。業界ではこれを裏引きと呼びます。これは相手が店との約束を破っている状態です。
3店ではこれを規約違反としています。誘われた場合はお断りいただき、そのうえで店へ一報をお願いしています。誘った本人が自分から店へ言うことは、まずありません。ですから店がそれを知る道は、お客様からの一報だけになります。
そのままにしておくと、次にその人を指名した方が同じ目に遭います。「店を通さないで会えないかと言われました」。これだけ送っていただければ伝わります。どういう流れだったのか、自分がその場で何と答えたのか。そこまでは省いていただけます。
断りにくいと感じたら
その場で答えを出さず、持ち帰っていただけます。返事をしないまま時間を置いても問題ありません。
そのあと同じ相手を指名するかどうかも、ご自身で決められます。知らせたことが相手に伝わるのではないか、と気になる方もいると思います。誰から聞いたかは、こちらで伏せたまま扱います。
独立して活動すること自体は違反ではありません
ここまで裏引きの話を書きました。ただ、問題にしているのは在籍中の相手が店を通さない場合だけです。
どこの店にも所属せず、はじめから一人でやっている方もいます。この場合、破られている約束は何もない。増えるのは、こちらが確かめる項目の数だけです。
問題になるのは、店に在籍したまま、店を通さずに受けている場合です。この二つは外から見分けにくいのですが、意味はまったく違います。
判断がつかなければ、その店へ尋ねてみるのもよいでしょう。在籍しているかどうかは、店が把握しています。

申し込む前に確かめられること
個人で活動している相手に頼むかどうかを考えるとき、先に見ておけるものがあります。
やりとりの窓口が本人以外にもあるか。料金の内訳が先に出ているか。行わないことが書いてあるか。個人情報をどう扱うかの記載があるか。支払いを本人の口座へ直接振り込む形になっていないか。
ここが読み取れないなら、当日に何が起きるかを申し込む前に思い描けません。読み取れないという事実そのものが、ひとつの答えでしょう。
払ったのに会えなかった場合
過去に指摘された事例のなかには、代金だけ受け取ったまま当日に現れなかった、というものもあります。
店を通していれば、払った先に窓口があります。個人へ直接振り込む形だと、連絡が取れなくなった時点で手が尽きます。ここは相手の人柄の話ではなく、お金がどこへ渡るかの話です。
身元をどこまで確かめられるかも、ここに関わります。店に所属している人については、店が在籍を把握しています。誰が今どこに在籍しているかは、店へお尋ねいただければお答えします。
個人で活動している相手について、こちらから保証できるものは何ひとつ持っていません。SNSの発信が続いているかどうか、書いている内容がどうかは読み取れるでしょう。そこから分かるのは、書き方までです。
逆に言えば、店に所属していれば安全が保証されるという話でもありません。店ごとに体制の差があります。危ない店の見分け方はトラブルと安全対策の記事にまとめました。
安いのには理由があります
個人で受けているほうが、金額を抑えている場合もあります。店に納める分がないので、その差が出ます。
そのかわり、間に入る人がいない、規定が書面になっていない、在籍を確認する先がない、という状態も一緒についてきます。金額だけを並べて比べると、この部分が見えません。
どちらを選ぶかは決まっていません。ただ、何が省かれたぶんの安さなのか。そこは申し込む前に読み取れます。

紹介されて頼む場合も同じです
知り合いから個人で活動している方を紹介される。そういう入り方もあります。
紹介があると、確かめる気持ちがゆるみます。それでも、間に入る窓口がないという条件は変わりません。紹介してくれた方が困りごとまで引き受けてくれるわけでもありません。
紹介だから安心、という話にはなりません。確かめる項目は、初めて見つけた相手のときと同じ数だけあります。
当日に困ったときの動き方
店を通していれば、当日でも連絡先があります。合流できない、聞いていた条件と違う、始まりそうな流れに違和感がある。どれも、その場で店へ言えます。
個人で受けている相手の場合、連絡する先はその本人だけです。連絡がつかないまま時間だけが過ぎていきます。
どちらにしても、いつ、どんなやりとりがあったのかを短く書き留めておくと、あとで話が早く進みます。整った文章にしていただく必要はありません。時刻と、言われたこと。この2つが残っていれば動けます。

3店ではこう扱っています
合同会社semaの3店では、メール・LINE・電話の3つを窓口にしています。担当者と連絡がつかないときは、店へ直接お尋ねいただけます。
店を通さない個人的なやりとりは規約に反するものとして扱っていて、持ちかけがあった場合はご連絡をお願いしています。料金はコースの長さで決まり、指名料と交通費が別に乗ります。支払いにカードを使う場合は、予約が確定したあとの事前決済です。
在籍しているのは男性のセラピストだけです。誰が在籍しているかは運営店舗から各店の案内をご覧ください。
まとめ:確かめる項目が増えるだけ
個人で活動しているセラピストに頼むこと自体を、否定するつもりはありません。
そのうえで、店に所属している場合と比べると、間に入る窓口がない、金額の決まり方が本人次第、在籍を確かめる先がない、という違いがあります。何かあったときに相談できる相手が本人しかいなくなる。ここがいちばん大きな差です。
在籍している相手から直接会おうと誘われたときは、お断りいただいたうえで、店まで一報をいただけると助かります。まだ引っかかることが残っているなら、よくある質問にも個別の回答を置いています。


